2023年を振り返って。【年末年始営業日お知らせ】

本年も皆様のご愛好により無事1年を過ごす事が出来ました。
 
今年1年、多くの方にご来店頂き、多くの方から買取の依頼を頂きました。

歳を重ねると共に、信用の大切さ、信頼される事の有り難さを身に沁みて感じる様になって来ました。

皆様いつも本当に有難うございます。

先日、大谷選手の入団記者会見を見て「いつまで野球人生があるか分からない」と言う事を凄く意識しており、「悔いを残したくない」と言う気持ちが人並み以上に強いと感じました。

やはり、世界一になる人は「普通に意識している事」が常人とは違うと再認識しました。
 
私達は12月になると「今年も、もう終わりですね」と言う言葉を口にします。中年と呼ばれる様になると、この言葉を言う回数も然程多くは無く、実感が沸いてきた頃には人生も終わりかけているのでしょうか。

私が今年1番衝撃を受けたのは、ガザ地区にある病院のVTRを見た時の事でした。
 
1本目のVTRは、その病院に従事している看護師さんが、「手術中に停電になり、スマホのライトで手術を行った」とか「怪我をした子供達を寝せるベットが無い」など、苦しい状況を切実に訴えていました。

そしてVTRの最後に「この看護師はインタビューの1週間後にイスラエル軍の空爆により死亡しました。」とテロップが流れました。

2本目のVTRは、イスラエル軍の空爆により両親を失い、自身も両足を失った少女のものでした。その少女は両親の最期の様子を病院のベットの上で泣きながら話していました。

そしてVTRの最後に「この病院は3日後イスラエル軍の空爆を受け、インタビューを受けた少女も死亡した。」と言うテロップが流れました。

この少女は1度目の空爆で両親と足を失い、2度目の空爆で命を失ったのです。

私は心と身体が硬直してしまい、暫く声が出ませんでした・・・

フランスには「暗黒の19世紀」と言う言葉があります。

1789年のフランス革命以後、国民は共和制、帝制、王制を模索し、その間、ナポレオン、ロベスピエール、ルイ18世、ナポレオン3世と多くの人物が登場しては消え、再び緩やかな共和制に戻るまでには多くの首が切り落とされ、命が奪われました。

皆さんもマリーアントワネットはご存知だと思います。

僅か百数十年の間に約10度政治体制が変わるという激動の時代でした。

一方、美術芸術の世界においては動乱の19世紀に於いても、美しいトルコブルー、コバルトのセーブル陶磁や、サンルイ、バカラの様な美しいガラス製品が多数制作されています。

人間は動物でもあり残虐な行為もしますが、同時に豊かな感性を持ち美しい物を理解し、憧れる生き物だと思います。

美しい物との出会いは、私達人間にとっては「感動」であり「喜び」であるはずです。
 
私は「人間の美しいものを求める心」を信じたいです。

もし私に美しいものを美しいと感じれる才覚が少しでもあるのなら、それは自分のものでは無く天から与えられた心です。

そして天からのギフトを多くの人達の「喜び」の為に役立てられましたら幸いで御座います。

【年末年始は30日~3日はお休みとなり、新年4日からの営業となります】

来年も変わらぬご愛顧をお願い致します。

ANTIQUE SAKURA 大類一浩



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