東京都文京区のお屋敷へ~古美術品アンティーク品ペルシャ絨毯の出張買取り依頼を賜りました。

 

陽光が優しく差し込み、初夏の風が心地よく頬を撫でるこの頃、5月も残りわずかとなりました。

先日東京都文京区の江戸初期から続く名家の御客様宅よりご依頼を賜り、貴重なアンティーク品および古美術品の買取りに伺わせていただきました。

ご自宅に一歩足を踏み入れると、時を超えて培われた風格と品格が静かに漂い、まるで歴史の一ページに触れるかのような心持ちとなりました。

お品物のひとつひとつが、その持つ由来や奥深さを語るかのように、丁寧に手入れされており、まさに時代を超えた美の結晶でございました。

お客様のご愛蔵品に対する深い敬意と誠意が伝わり、私どももまた、その価値を最大限に引き出すお手伝いができることに誇りを感じました。

特に今回はお屋敷で長期保管されておりましたペルシャ絨毯の査定がメインとなりました。査定のポイントを私なりにご説明させていただきます。

ペルシャ絨毯の材質は大まかに、シルクとウールがあります。

その他見るポイントとしては、ウールの物はフィールドにシルクが使われている良い物か、縦糸が綿なのかシルクなのか等々があります。

目の細かい物は縦糸にシルクが使われています。

デザイン的には街系と部族系(トライバル)に分かれます。

街系の代表的な物にイスファハン、タブリーズなどがあり、洗練されたデザインで上質な物が多いです。 

部族系は幾何学模様、動植物などをモチーフにしたデザインが多く、質は劣りますが街系の物に比べ安価で楽しい物が多いです。

絨毯の質は結目の数で表されます。

1センチ四方に100の結目がある物を70ラージと呼びます。

絨毯の凄さは機械などで織っているのでは無く、一つ一つウールやシルクを結んでおり、それにより図柄を描き出してると言うことです。

1センチ四方に100の結目があると言うことは1メートル四方に100万の結目があると言うことです。

通常2×3メートルの物ですと熟練した職人が2年位の歳月を費やして完成させます。

気の遠くなる話ですね。

しかしその出来栄えは本当に見惚れてしまう程美しいもので、ペルシャ絨毯は世界で唯一踏むことが許される芸術品などとも言われております。

買い取らせて頂いたシルクの絨毯は大変素晴らしく大切に扱われていた為状態もとても良い物でした。有り難う御座いました。

なぜ私が出張買取りをメインにしているのか?の理由を少しお話しさせていただきます。

私自身の特徴としています数多くの現場の経験値、フットワークの軽さ、数多くの品物の中から見落とし無く優品を選ぶ審美眼、御説明を最大限に活かせると考えております。

お客様のご自宅まで直接お伺いし、その場で査定・買取を行う出張サービスを提供することで、重いお品物や大量の品も、その場でスピーディに対応可能とすることで、ANTIQUE SAKURAとしての価値を最大限に御客様に直に提供できる=古き良きものを通じて、お客様と感動を分かち合う貴重な瞬間を大切にしたい。という強い思いからです。

古美術品や文化財的価値の高いお品も、長年の経験から適正に評価し、数多くのジャンルに適したその価値を正当に反映できる売却方法も数パターンご用意しております。

店舗持ち込み査定、宅配買取り、LINE査定、メール査定、も行っておりますのでまずはお気軽に御問い合わせくださいませ。

御連絡お待ちしております。

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